令和7年度の宅建試験は、2025年10月19日(日)に開催されます。残り3週間を切りました。毎日緊張の日々を過ごされている受験生も多いのではないでしょうか?この時期の1日1日の過ごし方は合否に直結するといっても過言ではありません。なぜなら宅建試験は1点で泣く試験だからです。そこで今回は、NGな過ごし方とぜひ実践していただきたいことをお伝えいたします。
絶対にNG①
宅建試験の直前期、これだけはやめておいた方がいいNG行動の1つ目は、新しい問題集を購入することです。
「もっと新しい問題をたくさん解いておいた方がいい気がする・・・」気持ちは分かります。しかし今手広く学習することよりも、知識の正確性を高めることが非常に重要です。宅建試験は覚えることが非常に多い試験ですよね。曖昧な知識や暗記項目は大丈夫ですか?「もう完璧!!!」といえる人であれば、新しい問題集を買うのはありだと思います。宅建試験は、、なぜか曖昧な知識をピンポイントで狙ってくる試験です。今一度手持ちの問題集や参考書を確認してみましょう。特に「宅建業法」「法令上の制限」を最優先で確認しておきましょう。
絶対にNG②
これだけはやめておいた方がいいNG行動の2つ目は、未学習の権利関係に手を出すことです。
権利関係はとにかくコスパが悪いです。一生懸命勉強したのに出題されなかったり、出てきても非常に難しかったり、努力に見合わない項目です。10年に1回のような項目を今から一生懸命学習する必要はありません。
ただし以下は頻出です。可能な限り復習しておきましょう。
借地借家法・区分所有法・不動産登記法(基本)・相続・抵当権(基本)
絶対にNG③
これだけはやめておいた方がいいNG行動の3つ目は、模擬試験を解いてそのままにすることです。
模擬試験を解いて、点数が低い人は落ち込んでしまい、模擬試験の知識を吸収しない傾向があります。これは本当に宜しくないです。模擬試験は本試験のようにクオリティが高いものが多いです。なんなら模擬試験の内容が、本試験でも登場する可能性まであります。そんなお宝のような模擬試験を解いたままにするなんてもったいないです。間違えた過少はしっかり見直しをし、得点源にしましょう。ただし得点率の低い奇問・難問はスルーでOKです。合否に影響が少ないからです。
残りの時間の過ごし方
最後に残された時間のおすすめの過ごし方をご紹介します。
まずは、曖昧な知識を正確な知識にすることです。宅建試験は暗記量も膨大です。しっかり覚えたつもりのものも、いつの間にか忘れてしまいます。特に「宅建業法」「法令上の制限」の知識はかなり正確に覚えておく必要があります。曖昧なものはスマホにメモしたり、箇条書きにして試験当日も確認すると良いです。
まとめ
この時期は未学習のもの(特に権利関係)に手を広げることは危険なので、それよりも今持っている知識の正確性を高めることに時間を掛けましょう。新しく問題集を買う必要は特にありません。苦手なところだけ集中して解くような使い方をするのであれば、購入するのもありだと思います。ただしとにかく最優先は「宅建業法」「法令上の制限」です。この2つは得点源ですので、しっかり復習して精度を高めましょう。
残りの時間をぜひ有効的に活用してみてください♪
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