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緊張感が高まる時期になってきました。

宅建試験まであと11日・・・真面目に勉強してきた受験生には、おそらく緊張感がまとわりついていることと思います。緊張感があることはいいことです。なぜか?「こんなに頑張って勉強してきたのに落ちたらどうしよう」と思うから緊張感があるのです。つまり緊張感がある人は間違いなく一生懸命勉強をしてきた人なので、ある種合格が近いことのサインかもしれません。今回は、そんな緊張感を抱えている受験生に、残り時間をどのように過ごせば良いか?アドバイスをさせて頂ければと思います。

目次

宅建業法・法令上の制限の曖昧さを無くす

当然ご存じだとは思いますが、宅建業法と法令上の制限は得点源です。この2つはどちらも暗記要素が強い科目なので、曖昧な知識があると見事に1点落とします。過去問やアプリで何度も正解できているものは放っておいてOKです。間違えた問題や、うろ覚えの知識は繰り返し解いて、知識としてしっかり定着させましょう。

営業保証金・保証協会国土利用計画法
変更の届出・変更の登録盛土規制法
35条書面・37条書面農地法
8種制限都市計画法(開発許可)

特に上記は曖昧な知識だと高確率で1点落とします。逆にしっかり覚えていれば得点源です。今一度数字関係・暗記系の見直しをしておきましょう。

NG行為

試験直前期にはいくつかのNG行為があります。NGといいつつ控えるべき行為です。

新しい問題集を購入する

緊張感や心が落ち着かないからといって、新しい問題集を購入するのはおすすめできません。なぜか、どの問題集にも基本的に合格に必要な知識が登載されているからです。「もっといろんな問題を解いて安心感を得たい」という気持ちわかりますが、手持ちの問題集の解説を読んだり、テキストで周辺知識を確認したりして今ある知識の正確性を上げる方が重要です。

模擬試験を前日くらいに解く

模擬試験を解くことは重要ですが、遅くても1週間前に解き終わるようにしましょう。例えば4回分あってあと1回残っていても試験まであと1日しかないような場合、もったいないですが処分してしまいましょう。模擬試験は解くことが重要なのではなく、なぜ間違えたのかを確認することが重要です。残り1日では、間違えたものを自分の知識として吸収するには、あまりにも時間が短すぎます。さらに他の知識と混同してしまうリスクも孕んでいます。本来だったら解ける問題が、前日解いた簿議試験のせいで「あれ?」となったら本末転倒です。よって模擬試験は超直前期には解かないようにしましょう。

何度解いても〇の問題を繰り返し解く

例えば4回解いても絶対間違えない問題が1000問あるとします。これを1週間前に解くのはやめましょう。時間の無駄です。4回も解いて間違えないということは、すなわち頭の中にしっかり知識が入っているので、もう解く必要がないということです。緊張感や不安な気持ちでとりあえず問題を解きたい気持ちは大いにわかりますが、そんなことより曖昧な知識や苦手なものの確認作業に時間を使いましょう。その方が間違いなく得点力に繋がります。ただし、奇問や難問、権利関係の頻出でないものには新しく手を出す必要はありません。ご注意を。

まとめ

緊張感や不安はあなたが努力し、合格が近い現れです。その気持ちを無くすためにも「曖昧な知識」「苦手なこと」を無くすことに時間を費やすことが重要です。反対に、「新しい問題集の購入」「模擬試験を前日に解く」「何度解いても正解の問題を繰り返し」解くことは、貴重な時間を無駄にしたり、知識を混同するリスクがあるので避けるべきです。残り11日、とにかく新しい知識を取り入れることよりも今ある知識の正確性を高めることに使いましょう。

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この記事を書いた人

約10年広告代理店でディレクターとして勤務。コロナ禍で将来の不安から宅建試験を受験し合格。趣味は音楽、楽器、映画鑑賞など。

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