【宅建2026】直前期(7〜9月)にやるべきこと|追い込みスケジュールと模試・捨て問の判断

宅建試験は例年10月の第3日曜日に実施されます。2026年度(令和8年度)の宅建試験日は、**2026年10月18日(日)**です。

7月に入ると、本試験まで残り約3か月になります。

「6月から勉強を始めたけれど、ここから何をすればいいの?」
「模試はいつ受ければいい?」
「全部は間に合わないかもしれない」

このように不安になる受験生も多い時期です。

しかし、直前期はやみくもに勉強時間を増やすよりも、何を固めて、何を捨てるかを決めることが重要です。

この記事では、宅建試験の直前期である7月・8月・9月・本試験直前にやるべきことを、月別にわかりやすく解説します。

直前期の大原則:「満点」ではなく「合格点」を取りにいく

宅建試験は50点満点ですが、満点を取る必要はありません。

宅建の合格点は、例年31〜38点前後で推移しています。つまり、直前期は全範囲を完璧にするよりも、合格点を確実に取る戦略に切り替えることが大切です。

直前期に意識したいポイントは、次の3つです。

直前期は、「全部やる」よりも「合格点に必要なところを優先する」考え方が重要です。

【7月】全分野の1周を終わらせ、過去問演習に入る

7月のゴールは、未学習の分野をなくし、全科目を一通り終えることです。

まだ全範囲の学習が終わっていない人は、7月中に一通り学習を終えることを最優先にしましょう。

特に宅建業法は、宅建試験の中でも最も得点源にしやすい科目です。直前期に入ってからも、最優先で固めるべき分野です。

学習がまだ途中の人

宅建業法や法令上の制限がまだ終わっていない場合は、7月〜8月前半で一気に終わらせましょう。

一方で、権利関係は範囲が広く、深追いすると時間が足りなくなりやすい分野です。基本論点を中心に押さえ、難問・奇問に時間をかけすぎないようにしましょう。

すでに全分野を1周している人

すでに全分野を1周している人は、7月から過去問演習に本格的に入りましょう。

ただし、過去問は解きっぱなしでは意味がありません。

大切なのは、選択肢ごとに「なぜ正しいのか」「なぜ誤りなのか」を確認することです。

7月の進め方のポイントは、次のとおりです。

過去問の使い方に迷う方は、こちらの記事も参考にしてください。

【8月】過去問を繰り返し、苦手分野をあぶり出す

8月は、過去問演習を繰り返しながら、自分の苦手分野を明確にする時期です。

この時期に大切なのは、ただ問題数をこなすことではありません。

「どの分野で間違えているのか」
「どの論点があいまいなのか」
「何度解いても迷う問題はどれか」

このように、自分の弱点を見える化することが重要です。

宅スマを活用しながら、問題演習・テキスト復習・模試の見直しを進め、合格点突破を目指しましょう。

苦手分析を並行して進める

過去問を解きながら、間違えた問題や自信がなかった問題を記録していきましょう。

得意分野に時間をかけすぎないことも、直前期では重要な戦略です。

統計問題の準備を始める

例年問48で出題される統計問題は、最新データに沿った対策が必要です。

古い教材や古い数字だけで対策していると、本試験で対応できない可能性があります。

統計問題は範囲が比較的狭く、直前期の対策で1点を取りやすい分野です。8月〜9月にかけて、最新データを確認しておきましょう。

【9月】模試で本番をシミュレーションする

9月は、模試を活用して本番形式に慣れる時期です。

宅建試験は2時間で50問を解く試験です。知識があっても、時間配分を間違えると実力を出し切れません。

そのため、9月は模試を使って、時間配分・問題を解く順番・捨て問の判断を練習しておきましょう。

模試はいつ・何回受ける?

模試は、9月に2回程度受けるのがおすすめです。

余裕がある人は、7〜8月に1回、9月に2回の合計3回受けると、本番形式に慣れやすくなります。

過去問を3周ほど解いたあとに模試を受けると、現在の実力を測りやすくなります。

模試で大切なのは点数より復習

模試は、点数に一喜一憂するためのものではありません。

大切なのは、模試を受けたあとに「どこを間違えたのか」「なぜ間違えたのか」を確認することです。

特に次の2点は必ず振り返りましょう。

9月の時点で合格ラインに届いていなくても、まだ挽回は可能です。模試は弱点を見つけるための材料として活用しましょう。

模試を受けられない場合

会場模試を受ける時間や費用が負担になる場合は、市販の予想模試でも代用できます。

順位や偏差値は出ませんが、時間を計って解くことで、本番のシミュレーションになります。

「捨て問」の見極め方

直前期に多くの受験生がつまずくのが、「全部を完璧にしようとして時間が足りなくなる」ことです。

宅建試験では、満点を取る必要はありません。合格点を取るためには、戦略的に捨てる判断も必要です。

捨ててもよい問題

次のような問題は、直前期に深追いしすぎないようにしましょう。

特に権利関係は、範囲が広く、時間をかけても得点に直結しにくい問題があります。基本論点を固めたうえで、難問は深追いしない判断が大切です。

絶対に捨ててはいけない分野

一方で、次の分野は直前期でも絶対に捨ててはいけません。

「捨てる」とは、諦めることではありません。

限られた時間を、得点につながりやすい分野へ集中するための判断です。

【本試験直前】全科目を横断する「グルグル回し」と総ローラー

試験1〜2週間前は、最後の仕上げに入ります。

この時期は、新しい教材に手を出すよりも、これまで使ってきたテキスト・問題集・アプリを使って、知識を本番直前の状態に整えることが重要です。

全科目を毎日混ぜて回す

本番では、宅建業法・権利関係・法令上の制限・税その他がバラバラに出題されます。

そのため、直前期は「今日は宅建業法だけ」と科目を完全に分けるのではなく、1日の中で複数科目を混ぜて復習するのがおすすめです。

毎日すべての分野に触れることで、本番で知識を引き出しやすくなります。

最後はテキスト総ローラー

直前期は問題演習が中心になりますが、本試験の直前はテキストに戻ることも大切です。

問題演習で得た知識を、テキストで整理し直すことで、バラバラだった知識がつながりやすくなります。

試験直前は、全科目の重要論点をざっと確認する「テキスト総ローラー」で仕上げましょう。

直前期のスキマ時間を「宅スマ」で得点に変える

直前期は、机に向かう時間だけでなく、通勤・通学・休憩時間などのスキマ時間をどれだけ活用できるかが重要です。

無料宅建WEBアプリ「宅スマ」では、宅建試験の問題演習・テキスト学習・動画学習をスマホで進められます。

8月は過去問を繰り返し、9月は模試の復習を進める時期です。

スマホで学習できる宅スマを活用すれば、直前期のスキマ時間を得点につなげやすくなります。

まとめ

宅建試験の直前期は、満点を目指す時期ではありません。

合格点を取るために、やるべきことを絞り、得点源を優先して固めることが大切です。

残り3か月でも、やることを絞れば独学で合格を狙うことは十分可能です。

宅スマを活用しながら、問題演習・テキスト復習・模試の見直しを進め、合格点突破を目指しましょう。

合わせて読みたい

宅建試験の申し込み方法を確認したら、次は試験日までの学習計画や費用、難易度も確認しておきましょう。

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この記事を書いた人

約10年広告代理店でディレクターとして勤務。コロナ禍で将来の不安から宅建試験を受験し合格。趣味は音楽、楽器、映画鑑賞など。

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